【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
花菜子は話を続けた。
「…でもね、T社のお偉いさん方は
笠置主任は勿論、羽美花の事も
知っているみたいだから
今回氷室部長が乗り込んだいった事で
彼女がいるのに
別の女性と浮気に近い行為を
していると思ったらしいから
氷室部長と藤堂課長が
代わりに謝罪したみたいだけど
今回の事は我が社の
イメージダウンになりかねないし
多分近々、経理課長や部長の耳にも
入る事にもなると思うわ。」
「….えっ!?」
花菜子の言葉に
「…そうなったら、満君は?」
と、心配になって聞き返した。
「…多分今回は注意で済むと思うけど
社内には広まっちゃうかもしれない。」
「………。」
「だけど、主任もこれを機に
羽美花を不安にさせるような行為は
やめてくれるはずだと思うし
豊島さんだって、私達の前で
彼氏がいるって言ってたんだから
今後、そう言う紛らわしい行為は
やめてくれると思うわ。」
「………うん。」
「…だけど、うやむやにしない為にも
ちゃんと主任から
今回の経緯をきちんと聞いて
『二度としない』と約束させなさいね?でないと、羽美花はずっと不安なままになるんだからね?」
花菜子の力強い念押しが
ココロに響くようだった。
「…うん、ありがとう。
私、ちゃんと聞くわ。」
そう言った私に
「うん、そう、笑ってね。
羽美花は綺麗なんだし
私は笠置主任と羽美花の
ゴールインを願ってるんだからね!
だから、不安に負けちゃダメよ。」
と花菜子は私の肩をポンポンとして
残りのパンを頬張った。
私は満君と豊島さんの事は
まだまだ引っかかるけど
きちんと満君から聞こうと思った。
「…でもね、T社のお偉いさん方は
笠置主任は勿論、羽美花の事も
知っているみたいだから
今回氷室部長が乗り込んだいった事で
彼女がいるのに
別の女性と浮気に近い行為を
していると思ったらしいから
氷室部長と藤堂課長が
代わりに謝罪したみたいだけど
今回の事は我が社の
イメージダウンになりかねないし
多分近々、経理課長や部長の耳にも
入る事にもなると思うわ。」
「….えっ!?」
花菜子の言葉に
「…そうなったら、満君は?」
と、心配になって聞き返した。
「…多分今回は注意で済むと思うけど
社内には広まっちゃうかもしれない。」
「………。」
「だけど、主任もこれを機に
羽美花を不安にさせるような行為は
やめてくれるはずだと思うし
豊島さんだって、私達の前で
彼氏がいるって言ってたんだから
今後、そう言う紛らわしい行為は
やめてくれると思うわ。」
「………うん。」
「…だけど、うやむやにしない為にも
ちゃんと主任から
今回の経緯をきちんと聞いて
『二度としない』と約束させなさいね?でないと、羽美花はずっと不安なままになるんだからね?」
花菜子の力強い念押しが
ココロに響くようだった。
「…うん、ありがとう。
私、ちゃんと聞くわ。」
そう言った私に
「うん、そう、笑ってね。
羽美花は綺麗なんだし
私は笠置主任と羽美花の
ゴールインを願ってるんだからね!
だから、不安に負けちゃダメよ。」
と花菜子は私の肩をポンポンとして
残りのパンを頬張った。
私は満君と豊島さんの事は
まだまだ引っかかるけど
きちんと満君から聞こうと思った。