Light and Dark
再開と救いの手
―――…
――――…
あの日から一ヶ月が経った。
…湊と秀樹を助けたあの日から。
なぜかあの二人は、今までにいない人達だったから、記憶の片隅に残っていた。
『っ……』
「おいおいっ、そんなに殴られてぇのかよ~」
「いい加減よ~、せっかく捕まえた奴等、逃がすのやめてくんねぇかな~?」
「こっそり逃がしてんの、お前だろっっ!」
『うっ………』
「「「ぎゃはははっ!」」」
今日は犯されそうになっていた女を助けて逃がした。
わかってたことだけど、そういうのを止めるとわたしに狙いを代える。