Light and Dark
「うっ……うあぁーーーーーーっっっ!!!!!」
急に木野は狂ったような声を上げ、ポケットからナイフを取り出した。
「くっ………」
そしてナイフを……自分の足に刺した。
『木野……』
「「「「「……!」」」」」
「何してるんだよ!自分だけ楽になろうとしてんじゃねぇよ……!」
「て、手当てしないとっ!」
「道具…持ってきてねぇ……!」
「今からとりに戻ったら間に合わないよっ!?」
「じゃあどうすれば……!」
「この倉庫にはねぇのかよ!?」
急にその場にいた人達が慌てだした。