SOMEHOW
―第1話―
Rio
ずっとずっと君だけを見てた。
どうにかして繋ぎとめたかった。
たとえそれが、どんな手段であっても―・・・。
- Side Rio -
「理ー緒ーーっ!!」
「うわっっ!」
朝、私が教室に入ると同時に後ろから突っ込まれた。
私は橘 理緒(タチバナ リオ)。
突っ込んできたのは私のイチバンの親友の杉江 由希(スギエ ユキ)。
突っ込まれた衝撃で、眠気の残っていた私の身体は一気に目覚めた。
「もー・・・朝から元気だね・・・。いきなり何なのさ?」
痛む背中をさすりながら、嫌そうに答える。
すると急に、不敵な笑みを浮かべる由希。
・・・うわ、何か怖いよ?
どうにかして繋ぎとめたかった。
たとえそれが、どんな手段であっても―・・・。
- Side Rio -
「理ー緒ーーっ!!」
「うわっっ!」
朝、私が教室に入ると同時に後ろから突っ込まれた。
私は橘 理緒(タチバナ リオ)。
突っ込んできたのは私のイチバンの親友の杉江 由希(スギエ ユキ)。
突っ込まれた衝撃で、眠気の残っていた私の身体は一気に目覚めた。
「もー・・・朝から元気だね・・・。いきなり何なのさ?」
痛む背中をさすりながら、嫌そうに答える。
すると急に、不敵な笑みを浮かべる由希。
・・・うわ、何か怖いよ?