SOMEHOW
Rio
心の奥深くに閉じ込めた想い。
もう思い出すことはないと思っていたのに――・・・。
- Side Rio -
「陸と付き合いだしたって本当なの?理緒。」
突然由希がそんなことを聞いてきた。
「うん、本当だよ。」
私は胸を張って答えた。
だんだんと私も陸に惹かれてきてるし。嘘じゃない・・・よね?
「そっか。・・・でも、裕也君のことは・・・もう嫌いになったの?」
まさかそれを聞かれるとは思わなくて、思いっきり戸惑ってしまった。
嫌いになんて、なれるわけないじゃん。
・・・まだ、好きだよ。想いが溢れそうなくらいに。
だけどそんなのを表に出しちゃったら・・・陸に、申し訳ないっていうか・・・。
「嫌いじゃ、ないけど・・・。」
もう思い出すことはないと思っていたのに――・・・。
- Side Rio -
「陸と付き合いだしたって本当なの?理緒。」
突然由希がそんなことを聞いてきた。
「うん、本当だよ。」
私は胸を張って答えた。
だんだんと私も陸に惹かれてきてるし。嘘じゃない・・・よね?
「そっか。・・・でも、裕也君のことは・・・もう嫌いになったの?」
まさかそれを聞かれるとは思わなくて、思いっきり戸惑ってしまった。
嫌いになんて、なれるわけないじゃん。
・・・まだ、好きだよ。想いが溢れそうなくらいに。
だけどそんなのを表に出しちゃったら・・・陸に、申し訳ないっていうか・・・。
「嫌いじゃ、ないけど・・・。」