SOMEHOW
｢･･････。｣


心臓がドキドキと高鳴る。どうしてそんなこと、今更言うの？

今でも私は裕也君が大好きなんだ。心がそう叫んでる。

だけど私にはもう陸がいるんだよ･･･？

答える言葉が何も浮かばなくて、黙り込むしか出来なかった。


｢なぁ･･･陸と付き合うのやめて、俺と付き合えよ。｣


どうして･･･どうして今なの？もっと早く言ってくれたなら―･･･。

私の心は二つに分かれてる。

Yesといってしまいたい自分。裕也君が大好きだと叫ぶ心。

Noといわなきゃ、と思う自分。陸の想いを考える心。

ねぇ･･･私はどうしたらいいの？どっちの心に従えばいい？



何も言えなくなってしまった私。

するとだんだん裕也君が近づいてきてることに気づいた。

そしてそのまま優しく、抱きしめてくれた。





どうしよう。
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