生徒会長は魔法使い!?
「みなみ?」
遼君が私の顔を見た。
『…あっ、うん、なに?』
いけないいけない。
何分考えこんでたんだろう?
「5分ぐらいフリーズした」
『ごめん!なんでもないから、大丈夫。』
「それ?プレゼント。」
遼は、あたしが両手で持っていた指輪を
みながらいった。
『うん、そう。
なんか引っかかるんだよね…
どこかで見たような記憶が…
もちろん、そんなはずはないんだけど…』
「はーい!プレゼントが何か、
分かりましたね?誰がくれたのか、
発表しましょう!」
やった、誰がくれたのかわかるんだ!