生徒会長は魔法使い!?

「とにかく今は、ポルターガイラー
を出来るだけ魔界へ返し、現象による被害を止めなければいけない。」

「俺たちの出番ですか。」

そうだ、と頷いた安藤は、音楽室の中に入った。

『先生、危な…』

ごとごとっ、ーー

きぇーーーっ!

ほんの数秒の間で宙に浮いていた椅子、
部屋中を動き回っていた机や楽器がピタリと静まり、地響きもやんだ。

「ったく、ポルターガイストなんか起こしやがって…」

終わった。

そういうと、安藤は生徒会室へ戻った。





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