生徒会長は魔法使い!?
「ありがとう。では、今回は…
役割分担についてだな。」
遼君が前で話す。
「書記、図書、魔法。この係はきまってるよ。」
と、佐野。
「そうね。2年のあたしと高尾君は
生徒会について詳しいけど、1年は
始めてみたいだし、説明しとく?」
真木は頼れる先輩のようだ。
「お願いします!」
あたしが立っていう。
「あ、うん。書記は佐野君。
図書はあたしなんだけど、
図書の役割は、資料を見つけることよ。
パソコンとかもできるから、
なんかあったら言って。」
真木先輩がウインクした。
「はい!」
「俺は魔法担当。
魔法授業の手伝いをする。
魔法についてならなんでも聞いてくれ。」
高尾先輩がすわる。
「はいっ!」
あたしが笑顔で返事をする。
「ッ…!?」
高尾先輩は何を思ったか、
顔を赤くした。
「えー、役割については以上。」
遼君が割り込むようにして咳をし、
話しがまとまった。