生徒会長は魔法使い!?


ーーガラガラ

『お、遅れてすみません。』

生徒会室の扉を開けると、
白衣を着た高尾先輩が居た。

「やぁ…今日は休みだが。」

『へっ?嘘…』

あたしは慌ててスケジュール帳をみる。

×生徒会×

と、横にばつがついていた。

なぁんだ、遼君は先に帰っただけ…

『……はぁ。すみませんでした。

あたしはこれで…』

あたしは反省し、生徒会室を出る。

ーーガラ…

高尾「ちょっと待て。」

『は、はいっ?』

あたしは出ようとした足を引っ込め、
振り向く。

「今、魔法の実験してるんだが…見ていくか?」

『は、はいっ!!』

面白そう!!




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