A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「だってさ、ここにはアヤカシは来れないんだよなぁ・・・自然の結界なんだから。あたしの力も発揮出来ないし」
「もう、考えてもキリがないよ」
この場所が何なのか、あの老婆は誰なのか。
彩はずっと答えを探しているのだが、まだその答えは見つかっていないらしい。
彩ですら分からない事を、美樹が分かる訳がない。
「だよねぇ・・・」
膝を抱えて、彩は少し黙り込む。
そして、パチンと両手を叩いて。
「あ。いいこと思い付いた!」
「なぁに?」
「あの婆さんに名前、付けない?」
「名前?」
そうそう、と彩は嬉しそうに頷いて。
「もう、考えてもキリがないよ」
この場所が何なのか、あの老婆は誰なのか。
彩はずっと答えを探しているのだが、まだその答えは見つかっていないらしい。
彩ですら分からない事を、美樹が分かる訳がない。
「だよねぇ・・・」
膝を抱えて、彩は少し黙り込む。
そして、パチンと両手を叩いて。
「あ。いいこと思い付いた!」
「なぁに?」
「あの婆さんに名前、付けない?」
「名前?」
そうそう、と彩は嬉しそうに頷いて。