A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「まぁ、ね」
「何だよ、どうしてあんなヤツに手も足も出せないんだよ? よりによってアイツ、美樹の身体使うなんて・・・ケンカ売ってんの!?」
悠の隣に座り、彩はイライラと言う。
そんな彩をちらりと見て、悠はその視線を窓の外に向けた。
そこへ、美樹を部屋に寝かせた諒が戻ってくる。
「ホント、怖いもの知らずってこういう事を言うんだよな」
そう言いながら、諒もため息をついて。
「彩。いくらアヤカシを退治していたとは言え、部屋で寝ている美樹の異変に、悠が気付かない訳がねぇんだ。どんな強力な力を持っていようが、相手が俺達と同じ次元のアヤカシなら、な」
そこまで聞いて、彩ははっとしたように顔を上げた。
「何だよ、どうしてあんなヤツに手も足も出せないんだよ? よりによってアイツ、美樹の身体使うなんて・・・ケンカ売ってんの!?」
悠の隣に座り、彩はイライラと言う。
そんな彩をちらりと見て、悠はその視線を窓の外に向けた。
そこへ、美樹を部屋に寝かせた諒が戻ってくる。
「ホント、怖いもの知らずってこういう事を言うんだよな」
そう言いながら、諒もため息をついて。
「彩。いくらアヤカシを退治していたとは言え、部屋で寝ている美樹の異変に、悠が気付かない訳がねぇんだ。どんな強力な力を持っていようが、相手が俺達と同じ次元のアヤカシなら、な」
そこまで聞いて、彩ははっとしたように顔を上げた。