A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
 自然豊かなこの場所で、おトキさんは悠久の時を独りで過ごしている。
 そんな中、いつもひょっこりと現れる、女の子。
 おトキさんは、そんな女の子が可愛くて仕方がなかった。
 まるで、本当の孫のように。


「寂しがるなよ婆さん、向こうが片付いたらさ、またいつでも遊びに来るから」
「小娘・・・お前はわざわざわしが迎えに行かなきゃならんだろう」
「え~いいじゃん、あたしもここ、すっごい好きになったんだから!」


 食べ物は美味しいし、と、彩は続ける。


「また・・・来ます」


 美樹は、おトキさんに深々と頭を下げた。


「あぁ・・・またおいで」


 そう聞こえた次の瞬間、目の前の光景が変わった。
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