A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
Act.3
①
Act.3
①
おトキさんがいる場所とこっちの世界での時間の流れは一緒らしく、美樹と彩が店を空けていたのは一晩だけだった。
という事は、悠と諒もたったの一晩しか向こうにいなかったという訳で。
「やたら早かったけど、大丈夫なのか?」
心配そうに彩が言ったが、悠は笑って頷いて。
「大丈夫だよ。これ以上ないってくらいに、元気になったからね」
お客さんが帰った後のテーブルを片付けながら、彩はふうん、と相槌を打った。
『free-time』は、あの日から3日後には営業を再開する事が出来た。
待ちわびていたお客さんがランチタイムに押し寄せて、今ようやく落ち着いたところだ。
カウンターの中では、美樹が皆の分の遅い昼食を作っている。
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おトキさんがいる場所とこっちの世界での時間の流れは一緒らしく、美樹と彩が店を空けていたのは一晩だけだった。
という事は、悠と諒もたったの一晩しか向こうにいなかったという訳で。
「やたら早かったけど、大丈夫なのか?」
心配そうに彩が言ったが、悠は笑って頷いて。
「大丈夫だよ。これ以上ないってくらいに、元気になったからね」
お客さんが帰った後のテーブルを片付けながら、彩はふうん、と相槌を打った。
『free-time』は、あの日から3日後には営業を再開する事が出来た。
待ちわびていたお客さんがランチタイムに押し寄せて、今ようやく落ち着いたところだ。
カウンターの中では、美樹が皆の分の遅い昼食を作っている。