A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「あっ、そうそう美樹。はいこれ」
思い出したように彩はポケットから何かを取り出してカウンターに近寄ると、美樹にそれを手渡した。
受け取ると、それはペンダントだった。
おトキさんが持っていた桜貝が、ペンダントヘッドになっている。
そう言えば、昨日彩がどうしてもというので、美樹は桜貝を彩に貸していた。
そのまま部屋に引きこもっていたので、何をしているのかと思ったら。
「可愛い・・・彩が作ったの?」
ご丁寧に、ヘッドの周りには小さなビーズまであしらわれている。
彩は得意気に頷いた。
「可愛いだろ?」
「彩は料理は全くダメだけど、こういうちまちました作業は好きなんだよな」
黙々と洗い物をしていた諒が言った。
確かに、リビングに飾ってある2000ピースのジクソーパズルは、彩の力作だ。
思い出したように彩はポケットから何かを取り出してカウンターに近寄ると、美樹にそれを手渡した。
受け取ると、それはペンダントだった。
おトキさんが持っていた桜貝が、ペンダントヘッドになっている。
そう言えば、昨日彩がどうしてもというので、美樹は桜貝を彩に貸していた。
そのまま部屋に引きこもっていたので、何をしているのかと思ったら。
「可愛い・・・彩が作ったの?」
ご丁寧に、ヘッドの周りには小さなビーズまであしらわれている。
彩は得意気に頷いた。
「可愛いだろ?」
「彩は料理は全くダメだけど、こういうちまちました作業は好きなんだよな」
黙々と洗い物をしていた諒が言った。
確かに、リビングに飾ってある2000ピースのジクソーパズルは、彩の力作だ。