A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「まさか温泉とかあるの?」
「・・・ある訳ねぇだろ」
「じゃあ何で困ってるんだよ」
たたみかけるように聞いてくる彩に、諒は深いため息をついた。
「・・・説明つかないんだよ」
「はぁ?」
「俺達がパワー充填の為に向こうに帰るのは俺達の意思だがな、向こうから帰ってくるのは俺達の意思じゃねぇんだ」
「意味分かんない」
彩は腕組みをして、首を傾げている。
「別に嘘ついてる訳じゃねえ。言葉どおりの意味だよ。だから向こうに帰る時は、いつこっちに戻ってくるかは、俺達にも分からねえんだ。美樹に無理やり呼び戻されたりしない限りな」
じゃあ、と、彩は真っ直ぐに諒をじっと見つめた。
「・・・ある訳ねぇだろ」
「じゃあ何で困ってるんだよ」
たたみかけるように聞いてくる彩に、諒は深いため息をついた。
「・・・説明つかないんだよ」
「はぁ?」
「俺達がパワー充填の為に向こうに帰るのは俺達の意思だがな、向こうから帰ってくるのは俺達の意思じゃねぇんだ」
「意味分かんない」
彩は腕組みをして、首を傾げている。
「別に嘘ついてる訳じゃねえ。言葉どおりの意味だよ。だから向こうに帰る時は、いつこっちに戻ってくるかは、俺達にも分からねえんだ。美樹に無理やり呼び戻されたりしない限りな」
じゃあ、と、彩は真っ直ぐに諒をじっと見つめた。