A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「何やってんだよ、酔っ払ってんのか?」
「あっ、いや~・・・」


 彩が苦笑していると、リビングの電気が点いた。


「何、今の音!?」


 美樹がパジャマのまま、庭を覗く。
 そして、ガーデニングに倒れ込んだままの諒と彩を見て。


「こんな夜中に何してるのかな、2人とも?」


 心持ち口元をひくつかせながら、美樹は言った。
 その後ろから、悠も顔を出して。


「・・・お前らが倒れてるのは、一年中花が咲いているように俺が丹誠込めて育ててるガーデニングなんだけどな」


 口調は穏やかだが、目が笑っていない。
 あははは、と、笑ってごまかす彩と諒。
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