A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
 後ろの団体は、諒と彩が何か会話をする度にざわざわと2人の関係を疑ったりして。


「あっ、彩姉!」


 下手に会話をする事もできなくて黙って廊下を歩いていると、向こうから友香が走ってきた。


「友香!」
「来てるって皆が噂してたから探してたんだよ。ここにいたんだね・・・ていうか何なのこの状況?」


 友香はそう言って、彩たちの後ろにくっついている団体を見つめた。


「何とか出来ない? これ」


 半泣きになりながら、彩が言った。
 友香は笑いながらウインクをして。


「出来るよ! いい案があるの。このままついて来て」


 そう言うと、友香は歩き出した。
 諒と彩も、それに続く。
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