A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「OK。あたしも友香のライブ、見たいもん」
ステージではダンスの発表が行われていて、諒と彩のファンクラブの女の子たちは今のところ、そっちに夢中だった。
脱出するなら、今だ。
「じゃ、あたしは悠を、諒は美樹を見つける事にしよう」
「了解」
そう言うと、2人は身を低くして中庭を後にした。
彩は校舎に入ると、神経を研ぎ澄ませて悠の気配を探る。
だが、ここ最近絶好調の筈の彩の感覚が、鈍っていた。
「あれ? おかしいな・・・」
立ち止まり、もう一度悠の気配を探す。
だがどうしても見つからない。
ステージではダンスの発表が行われていて、諒と彩のファンクラブの女の子たちは今のところ、そっちに夢中だった。
脱出するなら、今だ。
「じゃ、あたしは悠を、諒は美樹を見つける事にしよう」
「了解」
そう言うと、2人は身を低くして中庭を後にした。
彩は校舎に入ると、神経を研ぎ澄ませて悠の気配を探る。
だが、ここ最近絶好調の筈の彩の感覚が、鈍っていた。
「あれ? おかしいな・・・」
立ち止まり、もう一度悠の気配を探す。
だがどうしても見つからない。