A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
だが、今ここには悠も諒も、彩もいない。
美樹1人だ。
どうして離れてしまったんだろう、と、美樹は後悔する。
「お前が我等に従わねば、容赦なくここにいる人間たちを殺す。お前の仲間も、な」
ズキン、と胸が痛んだ。
無意識に胸に手を当てると、ペンダントに触れた。
それを握り締め、美樹は足を踏ん張って、男を睨む。
「みんながきっと何とかしてくれるわ。簡単にやられる人たちじゃないもの」
「簡単にやられて貰わねば、この学校にいる人間に被害が及ぶ。それに、お前の仲間の女はもう我等が拘束している」
美樹は、息を飲む。
「彩が!?」
「全てはお前次第だ。少しでも変な動きをすれば・・・お前の仲間はすぐに殺す」
美樹1人だ。
どうして離れてしまったんだろう、と、美樹は後悔する。
「お前が我等に従わねば、容赦なくここにいる人間たちを殺す。お前の仲間も、な」
ズキン、と胸が痛んだ。
無意識に胸に手を当てると、ペンダントに触れた。
それを握り締め、美樹は足を踏ん張って、男を睨む。
「みんながきっと何とかしてくれるわ。簡単にやられる人たちじゃないもの」
「簡単にやられて貰わねば、この学校にいる人間に被害が及ぶ。それに、お前の仲間の女はもう我等が拘束している」
美樹は、息を飲む。
「彩が!?」
「全てはお前次第だ。少しでも変な動きをすれば・・・お前の仲間はすぐに殺す」