A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
低級なアヤカシは、みんなが二晩かけて退治していたが。
こいつらみたいに昼間から堂々と実体化していられるような連中は、今まで気配を消していたのだ。
だから悠も、気付かなかった。
しかも、この男の口振りからすると、力のあるアヤカシは複数いる。
そんな複数のアヤカシが一斉に暴れ始めたら・・・本当に、生徒達に危害が及ぶ。
それならば。
「わたしを連れて行くなら、早く連れて行って。だけどここにいる人たちとわたしの大事な家族には、手を出さないで」
「家族?」
「そうよ」
男はいきなり大声を上げて笑う。
こいつらみたいに昼間から堂々と実体化していられるような連中は、今まで気配を消していたのだ。
だから悠も、気付かなかった。
しかも、この男の口振りからすると、力のあるアヤカシは複数いる。
そんな複数のアヤカシが一斉に暴れ始めたら・・・本当に、生徒達に危害が及ぶ。
それならば。
「わたしを連れて行くなら、早く連れて行って。だけどここにいる人たちとわたしの大事な家族には、手を出さないで」
「家族?」
「そうよ」
男はいきなり大声を上げて笑う。