A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「良かったぁ・・・」
肩で息をしながら、彩はもう自分の足で立つ気力もない。
屋上の鉄柵から中庭を見下ろして、諒は呟く。
「大騒ぎになってるな」
ビクリとして、美樹は振り向いた。
何が原因なのか分からない、いきなりの大惨事に、遠くからいくつものサイレンが聞こえてきている。
「あっ、友香!」
呟いて、彩は立ち上がろうとする。
だが諒に止められて。
「止めろ。動ける状態じゃねぇだろ」
「でも!」
彩が何か言い返そうとした時、中庭から大音量で声が聞こえた。
肩で息をしながら、彩はもう自分の足で立つ気力もない。
屋上の鉄柵から中庭を見下ろして、諒は呟く。
「大騒ぎになってるな」
ビクリとして、美樹は振り向いた。
何が原因なのか分からない、いきなりの大惨事に、遠くからいくつものサイレンが聞こえてきている。
「あっ、友香!」
呟いて、彩は立ち上がろうとする。
だが諒に止められて。
「止めろ。動ける状態じゃねぇだろ」
「でも!」
彩が何か言い返そうとした時、中庭から大音量で声が聞こえた。