A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「あーやー姉ー!!」
彩は鉄柵にしがみついて立ち上がり、諒の隣で中庭を見下ろした。
友香の声だ。
マイクを通して、叫んでいる。
「あたし達は、大丈夫だからねー!! ねぇ、みんな!!」
友香がそう呼び掛けると、わぁぁぁっ、と歓声が上がった。
悠は苦笑して。
「今回は、友香ちゃんにはたくさん助けられたね。後でちゃんと、お礼しなきゃ」
行くよ、と悠は美樹を支えたまま歩き出す。
諒もその後を追い、彩はもう一度中庭を見下ろして、屋上を後にした。
彩は鉄柵にしがみついて立ち上がり、諒の隣で中庭を見下ろした。
友香の声だ。
マイクを通して、叫んでいる。
「あたし達は、大丈夫だからねー!! ねぇ、みんな!!」
友香がそう呼び掛けると、わぁぁぁっ、と歓声が上がった。
悠は苦笑して。
「今回は、友香ちゃんにはたくさん助けられたね。後でちゃんと、お礼しなきゃ」
行くよ、と悠は美樹を支えたまま歩き出す。
諒もその後を追い、彩はもう一度中庭を見下ろして、屋上を後にした。