A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「なっ・・・!!」
自分の身体が、滝の真ん中あたりで浮いている。
顔を上げると、何処かで見たことのある黒いパーカーのフードが目に入った。
この男に、抱き上げられている。
それも、空中で。
「何すんだよ!」
彩はもがくが、男の腕から逃れる事は出来なかった。
この前ここで美樹が力を発揮しそうになった時に抑え込んでいた、あのパーカーの男。
あの時と同じでフードを目深に被っているから、その顔を見る事はできないが。
そんな事よりも、この男がこの空間でも平気で能力を発揮出来るという事実に、彩は驚いていた。
自分の身体が、滝の真ん中あたりで浮いている。
顔を上げると、何処かで見たことのある黒いパーカーのフードが目に入った。
この男に、抱き上げられている。
それも、空中で。
「何すんだよ!」
彩はもがくが、男の腕から逃れる事は出来なかった。
この前ここで美樹が力を発揮しそうになった時に抑え込んでいた、あのパーカーの男。
あの時と同じでフードを目深に被っているから、その顔を見る事はできないが。
そんな事よりも、この男がこの空間でも平気で能力を発揮出来るという事実に、彩は驚いていた。