A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「なぁんで結界張ってくれないのかなぁ、悠くんは」
「呆れてたんだよ」
「・・・・・・」
彩は素知らぬ顔で、夜空を見上げている。
「ホント、星がキレイだよな」
「もうすぐ寒い季節が来るからね。空気も澄んで、天体観測にはいい時期だね」
癒やし終わると、悠も星を見上げる。
いつの間にか並んで立っていた諒も、同じように夜空を見上げていた。
満天の星空と、潮風の匂い。
そして、繰り返す波の音。
3人並んで、しばし佇んで。
前回の戦いから、2ヶ月が過ぎた。
あれから、今夜のような低級なアヤカシを退治する以外、至って平和に過ごしている。
だが、今夜のアヤカシはいささか、数が多かった。
「えぇと・・・何匹くらいだったっけ?」
「イチイチ数えてねぇよ」
「24。諒が16、彩が8」
聞かなきゃ良かった、と、彩は軽く悠を睨み付ける。
「呆れてたんだよ」
「・・・・・・」
彩は素知らぬ顔で、夜空を見上げている。
「ホント、星がキレイだよな」
「もうすぐ寒い季節が来るからね。空気も澄んで、天体観測にはいい時期だね」
癒やし終わると、悠も星を見上げる。
いつの間にか並んで立っていた諒も、同じように夜空を見上げていた。
満天の星空と、潮風の匂い。
そして、繰り返す波の音。
3人並んで、しばし佇んで。
前回の戦いから、2ヶ月が過ぎた。
あれから、今夜のような低級なアヤカシを退治する以外、至って平和に過ごしている。
だが、今夜のアヤカシはいささか、数が多かった。
「えぇと・・・何匹くらいだったっけ?」
「イチイチ数えてねぇよ」
「24。諒が16、彩が8」
聞かなきゃ良かった、と、彩は軽く悠を睨み付ける。