A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「じゃあどうして、結果的に美樹を助けたりしたんだ?」
そう言っておきながら、この男は美樹の意識を引っ張り上げるのを手伝った。
その行動の意味が、彩にはどうしても分からない。
濡れた髪の毛をかきあげて、男は彩を見つめ。
「それはな・・・」
彩は、ゴクリと固唾を飲んだ。
この返事次第では、この男が敵なのか味方なのかがはっきりする。
「あの時美樹を見たらさぁ、寝顔が可愛かったからさぁ!」
「・・・は?」
想像だにしなかった答えに、彩は固まっている。
そう言っておきながら、この男は美樹の意識を引っ張り上げるのを手伝った。
その行動の意味が、彩にはどうしても分からない。
濡れた髪の毛をかきあげて、男は彩を見つめ。
「それはな・・・」
彩は、ゴクリと固唾を飲んだ。
この返事次第では、この男が敵なのか味方なのかがはっきりする。
「あの時美樹を見たらさぁ、寝顔が可愛かったからさぁ!」
「・・・は?」
想像だにしなかった答えに、彩は固まっている。