A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「ドラゴンの龍ね。あたしが知ってる限り、一番自信家で一番強そうな名前だから」
「まぁ・・・ぴったりじゃな」
お互いに、顔を見合わせて笑う。
「もう帰るんじゃろ?」
「うん、帰る」
温泉から上がり着替え終えると、そう聞いてきたおトキさんに、彩は言った。
おトキさんは、彩をじっと見上げて。
「ここは時が止まる場所だっていうのは、聞いておるな?」
「ん? あぁ、ちらっと聞いてる」
「これからお前を送り返すが、さすがに時間を遡ってお前の世界に帰す事はできん。だが、お前がこの世界に来た時間に帰す事は可能じゃ」
へぇ、と、彩は相槌を打つ。
「まぁ・・・ぴったりじゃな」
お互いに、顔を見合わせて笑う。
「もう帰るんじゃろ?」
「うん、帰る」
温泉から上がり着替え終えると、そう聞いてきたおトキさんに、彩は言った。
おトキさんは、彩をじっと見上げて。
「ここは時が止まる場所だっていうのは、聞いておるな?」
「ん? あぁ、ちらっと聞いてる」
「これからお前を送り返すが、さすがに時間を遡ってお前の世界に帰す事はできん。だが、お前がこの世界に来た時間に帰す事は可能じゃ」
へぇ、と、彩は相槌を打つ。