A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「二枚貝はお互いを呼び合うんじゃよ。美樹がその片割れを持っているのなら、まだ可能性はある。それに賭けるんじゃ」
おトキさんの言葉を聞きながら、彩はかんざしを見つめて。
「じゃあ、美樹は・・・」
「お前次第じゃ。何度も言わせるな」
「トキ婆ー!!」
彩は思わず、おトキさんに抱き付いた。
「やっ・・・やめんか、苦しい!」
「ありがとう! トキ婆ただ者じゃないって思ってたけど、やっぱ頼りになるんだな!!」
「やかましい。 言っておくがな、貸すだけじゃぞ!!」
「分かってるよ、ケリつけたら返すから、取りに来て!!」
あー面倒じゃ、と、おトキさんは大袈裟にため息をついて、まだしがみついている彩を無理やり引き離す。
おトキさんの言葉を聞きながら、彩はかんざしを見つめて。
「じゃあ、美樹は・・・」
「お前次第じゃ。何度も言わせるな」
「トキ婆ー!!」
彩は思わず、おトキさんに抱き付いた。
「やっ・・・やめんか、苦しい!」
「ありがとう! トキ婆ただ者じゃないって思ってたけど、やっぱ頼りになるんだな!!」
「やかましい。 言っておくがな、貸すだけじゃぞ!!」
「分かってるよ、ケリつけたら返すから、取りに来て!!」
あー面倒じゃ、と、おトキさんは大袈裟にため息をついて、まだしがみついている彩を無理やり引き離す。