A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
②
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『いい方に転ぶか、悪い方に転ぶかは、お前次第じゃ』
そんなおトキさんの声を聞いて彩が目を開けると、喫茶店『free-time』の屋根の上だった。
おトキさんの姿は、何処にもない。
そして、目の前の海岸には、何の気配もない。
嵐のように、風が吹き荒れているだけだった。
おトキさんが言っていたように、アヤカシは悠と諒を消し去り、美樹を連れ去った後の時間だ。
彩はそれでも、すうっと大きく深呼吸をする。
『いい方に転ぶか、悪い方に転ぶかは、お前次第じゃ』
そんなおトキさんの声を聞いて彩が目を開けると、喫茶店『free-time』の屋根の上だった。
おトキさんの姿は、何処にもない。
そして、目の前の海岸には、何の気配もない。
嵐のように、風が吹き荒れているだけだった。
おトキさんが言っていたように、アヤカシは悠と諒を消し去り、美樹を連れ去った後の時間だ。
彩はそれでも、すうっと大きく深呼吸をする。