A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「任せてよ。あたしがちゃんと、居るべき場所に呼び戻すから」
そう呟いて、彩はかんざしを夜空に高く掲げて意識を解放する。
「誰が何と言おうと、居場所はここなんだ。そうだろ、美樹!!」
その時海岸に、大きな気配を感じた。
彩は直ぐに跳躍する。
「どんなだ? 引きずり戻された気分は」
海岸に辿り着くと、彩はニヤリと笑う。
目の前には美樹を抱いたままのアヤカシが立っていた。
「本音はなぁ、美樹だけ戻ってきて欲しかったんだけど。ついでにお前も来てくれて良かったよ」
彩はそう言って、体勢を低くして身構え。
アヤカシに抱えられたままの美樹の意識は戻っておらず、ピクリとも動かない。
そう呟いて、彩はかんざしを夜空に高く掲げて意識を解放する。
「誰が何と言おうと、居場所はここなんだ。そうだろ、美樹!!」
その時海岸に、大きな気配を感じた。
彩は直ぐに跳躍する。
「どんなだ? 引きずり戻された気分は」
海岸に辿り着くと、彩はニヤリと笑う。
目の前には美樹を抱いたままのアヤカシが立っていた。
「本音はなぁ、美樹だけ戻ってきて欲しかったんだけど。ついでにお前も来てくれて良かったよ」
彩はそう言って、体勢を低くして身構え。
アヤカシに抱えられたままの美樹の意識は戻っておらず、ピクリとも動かない。