A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「・・・消えるがいい」
その言葉と共に、アヤカシは最大級の攻撃を、2人に向かって放った。
はっとして、美樹は振り向く。
彩は何とか美樹を庇おうと必死で。
(ヤバい・・・!)
動かない身体。
避けられないと思った、その時。
アヤカシの攻撃は、2人に届く直前に跡形もなく消滅した。
「え?」
彩は目を見張る。
2人の目の前には、左手をポケットに入れたまま、右手だけを前に突き出して立っている、黒いパーカーの男。
「俺の可愛い女たちに手ェ出して、無事で済むと思うなよ?」
パーカーのフードは、今は被っていない。
少し長めのストレートの髪の毛が、潮風になびいていた。
その言葉と共に、アヤカシは最大級の攻撃を、2人に向かって放った。
はっとして、美樹は振り向く。
彩は何とか美樹を庇おうと必死で。
(ヤバい・・・!)
動かない身体。
避けられないと思った、その時。
アヤカシの攻撃は、2人に届く直前に跡形もなく消滅した。
「え?」
彩は目を見張る。
2人の目の前には、左手をポケットに入れたまま、右手だけを前に突き出して立っている、黒いパーカーの男。
「俺の可愛い女たちに手ェ出して、無事で済むと思うなよ?」
パーカーのフードは、今は被っていない。
少し長めのストレートの髪の毛が、潮風になびいていた。