A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「加勢する」
リュウの後方に降り立って、彩は言った。
手の甲で口元を拭いながら、リュウは立ち上がり。
「邪魔でしかねぇよ。いいからあっちに行ってろ」
「だってお前、昔こいつに負けてるんだろ?」
「なっ・・・!?」
「それに、何で実体化したままなんだよ。もしかしてお前・・・完全復活したって言いながらまだ本調子じゃないんじゃないの?」
図星を言い当てられて、リュウは言葉に詰まる。
やっぱり、と、彩は確信した。
リュウとアヤカシの戦闘を見ていて、さっきから感じていた不安。
元々消滅寸前だった悠と諒が合体したものがリュウであるならば、当然リュウのパワーは最初から万全な状態ではない筈だ。
だが構わずに、彩は続けた。
リュウの後方に降り立って、彩は言った。
手の甲で口元を拭いながら、リュウは立ち上がり。
「邪魔でしかねぇよ。いいからあっちに行ってろ」
「だってお前、昔こいつに負けてるんだろ?」
「なっ・・・!?」
「それに、何で実体化したままなんだよ。もしかしてお前・・・完全復活したって言いながらまだ本調子じゃないんじゃないの?」
図星を言い当てられて、リュウは言葉に詰まる。
やっぱり、と、彩は確信した。
リュウとアヤカシの戦闘を見ていて、さっきから感じていた不安。
元々消滅寸前だった悠と諒が合体したものがリュウであるならば、当然リュウのパワーは最初から万全な状態ではない筈だ。
だが構わずに、彩は続けた。