A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
③
③
「んもー!! 何だってんだよ!!」
喫茶店『free-time』に群がるように集まってくるアヤカシの群れ。
それは後から後から集まって来ていて、もうすっかり日が暮れた辺りの空を、更に深い漆黒の闇のように包み込んでいた。
「どういう事なんだ、諒!?」
数が多すぎる。
取り敢えず自分達を襲ってくるアヤカシを撃退しながら、彩は諒に聞いた。
「美樹に影響が出てるんだよ」
光剣を握り締め、諒は答える。
彩は舌打ちして、右手のひらに気を集中させた。
「どんなに偉いんだか知らないけどさぁ・・・」
手の中の光は、だんだん大きくなっていく。
彩は、気が最大に集約されたタイミングを見計らって、一気にそれを解き放つ。
「ムカつくんだよっ!!」
ごおっ、という地鳴りのような音とともに、彩の放った衝撃波は、アヤカシ達を消し去った。
「んもー!! 何だってんだよ!!」
喫茶店『free-time』に群がるように集まってくるアヤカシの群れ。
それは後から後から集まって来ていて、もうすっかり日が暮れた辺りの空を、更に深い漆黒の闇のように包み込んでいた。
「どういう事なんだ、諒!?」
数が多すぎる。
取り敢えず自分達を襲ってくるアヤカシを撃退しながら、彩は諒に聞いた。
「美樹に影響が出てるんだよ」
光剣を握り締め、諒は答える。
彩は舌打ちして、右手のひらに気を集中させた。
「どんなに偉いんだか知らないけどさぁ・・・」
手の中の光は、だんだん大きくなっていく。
彩は、気が最大に集約されたタイミングを見計らって、一気にそれを解き放つ。
「ムカつくんだよっ!!」
ごおっ、という地鳴りのような音とともに、彩の放った衝撃波は、アヤカシ達を消し去った。