A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「よく考えるがいい。この世界の理(ことわり)を。そして我の世界の理を」
「お前に・・・言われなくても・・・」
苦しさに顔をしかめながら、彩は言う。
足が地面から浮いている。
その手を解こうとしてもがくが、アヤカシは彩を離さない。
意識が遠のきかけた時、目の前を閃光が横切った。
彩は地面に尻餅をつきながら、激しく咳き込む。
「俺達には俺達の理があるんだよ」
顔を上げると、諒がそこに立っていた。
輪郭がぼやけて見えるのは、諒が今、実体を解いている証拠だ。
アヤカシは、諒の光剣に断ち切られた自分の腕を、表情を変えずに見つめた。
「お前に・・・言われなくても・・・」
苦しさに顔をしかめながら、彩は言う。
足が地面から浮いている。
その手を解こうとしてもがくが、アヤカシは彩を離さない。
意識が遠のきかけた時、目の前を閃光が横切った。
彩は地面に尻餅をつきながら、激しく咳き込む。
「俺達には俺達の理があるんだよ」
顔を上げると、諒がそこに立っていた。
輪郭がぼやけて見えるのは、諒が今、実体を解いている証拠だ。
アヤカシは、諒の光剣に断ち切られた自分の腕を、表情を変えずに見つめた。