A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「あたしね、さっきのあれに襲われそうになった時、全然怖くなかったよ」
「友香ちゃん?」
「むしろ、美樹さんを庇う余裕まであったもん。だって、こっちにはあの3人がいてくれるから」


 笑いながらそう言う友香が何を言いたいのか、美樹は分かった。


「そうね・・・」


 ずっと、一緒にいよう。
 そう、約束したんだ。
 その言葉を思い出して、美樹は真っ直ぐに、悠達を見つめた。


「信じてるわ。何があっても」


 美樹はそう呟く。
 友香のおかげで、思い出せた。
 そして、また自分を責めそうになっていた事を、美樹は反省する。
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