A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「当然、俺が完璧にフォローしたからだよ。戦闘中に動きを止めるなんて、有り得ないだろ」


 すかさず悠が口を挟んで。
 彩はイタズラっぽい笑顔を、悠に向けた。


「そりゃ、悠の完璧なフォローがあるって信じてたからさ。たっだいまぁ~、美樹!」


 開いた口が塞がらない悠。


「やられたな、悠」


 苦笑しながら悠の肩に手を置いて、諒も家の中に入った。
 やれやれ、と肩をすくめて、悠もその後に続く。


「お帰りなさい、みんな」


 美樹は笑顔で、みんなを迎え入れた。
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