A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「うっわ、窓が粉々じゃん・・・この寒い中、シチュー食べなきゃならないの?」


 窓だけならまだしも、リビングの中はあちこちに物が散乱していて、とても夕食を食べられる状態ではなかった。
 この分じゃ、店の方もどうなっているか分からない。
 呆然とその場に立ち尽くす一同。


「・・・先ずは、後片付けからだね」


 ポツリと呟いた悠に、彩はがっくりとうなだれた。


「マジかよ・・・腹減った・・・」
「彩姉さん、お店の窓は割れてなかったよ! グラスとかお皿とか、下に落ちちゃってるけど・・・」


 店を確認してきた友香が言った。
 美樹は笑う。
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