A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「・・・ごめんね、彩」
ドアが閉まり、2人の姿が見えなくなると、美樹は言った。
カウンターの椅子に座ったまま、彩は力なく首を横に振る。
「いいんだよ。美樹の言うこと、よく分かるから。それよりも、これから何処に連れて行かれるのかが・・・」
「まさか、海外とかじゃないよね?」
真剣に言う美樹に、彩は苦笑する。
「違うよきっと。でもね、よぉく考えてみて。今この時代に、この国のどんな辺境の山奥だって、電気が通じない場所なんてある?」
言われてみれば、そのとおりだ。
この小さな国で、生活出来る場所に電気が通っていないなんて・・・考えられない。
ドアが閉まり、2人の姿が見えなくなると、美樹は言った。
カウンターの椅子に座ったまま、彩は力なく首を横に振る。
「いいんだよ。美樹の言うこと、よく分かるから。それよりも、これから何処に連れて行かれるのかが・・・」
「まさか、海外とかじゃないよね?」
真剣に言う美樹に、彩は苦笑する。
「違うよきっと。でもね、よぉく考えてみて。今この時代に、この国のどんな辺境の山奥だって、電気が通じない場所なんてある?」
言われてみれば、そのとおりだ。
この小さな国で、生活出来る場所に電気が通っていないなんて・・・考えられない。