A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「ほう・・・面白いな。この世界も」
静かに、それは言葉を発した。
明らかに美樹の声とは違う。
物静かな口調だったが、その声は凛としていて、聞いただけでは男の声なのか女の声なのか、イマイチよく分からない。
悠も諒も、表情は硬い。
それに、全く動かない。
この2人ですら、この異常事態に何も手出しが出来ないのかと、彩は内心、不安にかられた
「何だよお前・・・勝手に美樹の身体、使ってんなよ。美樹は今風邪引いて」
「美樹、と言うのか」
彩の言葉を遮り、それは言った。
「そう言うお前は誰なんだよ。てか、早く美樹返せ!」
「そうだな・・・今宵、起きざまに面白いものを見せて貰った・・・それだけで、満足」
「あーもう、勝手に満足してんなっつーの!」
「やめろ、彩」
イライラと美樹に近づこうとした彩の腕を、諒が掴んだ。
静かに、それは言葉を発した。
明らかに美樹の声とは違う。
物静かな口調だったが、その声は凛としていて、聞いただけでは男の声なのか女の声なのか、イマイチよく分からない。
悠も諒も、表情は硬い。
それに、全く動かない。
この2人ですら、この異常事態に何も手出しが出来ないのかと、彩は内心、不安にかられた
「何だよお前・・・勝手に美樹の身体、使ってんなよ。美樹は今風邪引いて」
「美樹、と言うのか」
彩の言葉を遮り、それは言った。
「そう言うお前は誰なんだよ。てか、早く美樹返せ!」
「そうだな・・・今宵、起きざまに面白いものを見せて貰った・・・それだけで、満足」
「あーもう、勝手に満足してんなっつーの!」
「やめろ、彩」
イライラと美樹に近づこうとした彩の腕を、諒が掴んだ。