絶対日記『REWRITE』
4、絶対に秘密を守ること。
5、『明日』の日記を書き忘れないこと。
「何やこれ?」
意味は全く理解出来なかったが、とりあえず日記を書くことにした。
日記 9月4日。
今日は朝学校に着くと、校門の近くで麗菜とケンカした。それで教頭に怒られて、逃げた。それから大学に行くことを決心して、勉強するために日記を書くことにした。進路相談した後、放課後、千里ちゃんと日記帳を買いに行った。それで帰った。
「よっしゃ、こんな感じかな!」
誠はペンを置き、伸びをした。
「あ…、やっぱり俺、ちょっとも勉強してないやん…」
誠は独り言を言うと、肩を落とした。
「…あ、そう言えば千里ちゃん、明日の分も書けとか言うてたなぁ…」
誠は再びペンを手にした。
「理由はわからんけど…書き方でも上手くなるんかな?まぁ書いとこかな!」
予想日記 9月5日。
今日は早起きした。8時に起きたら学校間に合うけど、7時に起きてしまった。学校に行くと、麗菜がサボりで来てなかった。ニュースで、十人連続殺人事件がやっていた。夕方、先生にバレないようにパチンコに行った。新台の『うどん天国』を打ち、五万円勝った。帰ったら、夜ご飯は焼肉やった。おいしかった。
「よし、できた!…こんなん書いて意味あるんかな?まぁええかぁ…」
誠はペンを置くと、夜ご飯を母の秋子と二人で食べて、風呂に入ってテレビを見て、ゴロゴロしているといつのまにか寝てしまった。
5、『明日』の日記を書き忘れないこと。
「何やこれ?」
意味は全く理解出来なかったが、とりあえず日記を書くことにした。
日記 9月4日。
今日は朝学校に着くと、校門の近くで麗菜とケンカした。それで教頭に怒られて、逃げた。それから大学に行くことを決心して、勉強するために日記を書くことにした。進路相談した後、放課後、千里ちゃんと日記帳を買いに行った。それで帰った。
「よっしゃ、こんな感じかな!」
誠はペンを置き、伸びをした。
「あ…、やっぱり俺、ちょっとも勉強してないやん…」
誠は独り言を言うと、肩を落とした。
「…あ、そう言えば千里ちゃん、明日の分も書けとか言うてたなぁ…」
誠は再びペンを手にした。
「理由はわからんけど…書き方でも上手くなるんかな?まぁ書いとこかな!」
予想日記 9月5日。
今日は早起きした。8時に起きたら学校間に合うけど、7時に起きてしまった。学校に行くと、麗菜がサボりで来てなかった。ニュースで、十人連続殺人事件がやっていた。夕方、先生にバレないようにパチンコに行った。新台の『うどん天国』を打ち、五万円勝った。帰ったら、夜ご飯は焼肉やった。おいしかった。
「よし、できた!…こんなん書いて意味あるんかな?まぁええかぁ…」
誠はペンを置くと、夜ご飯を母の秋子と二人で食べて、風呂に入ってテレビを見て、ゴロゴロしているといつのまにか寝てしまった。