絶対日記『REWRITE』
「もし、俺に喧嘩で勝てたら…日記は、全部お前にくれたる」
「当たり前や!そんなもん、没収や!二度と、そんな事できんよーにしたる!」
「ただし…それは、お前がもし勝ったらの話や」
「……」
「俺は、今までの女どもとは違う。バレたからって、諦めへん。要は、お前に勝ったらええだけや」
「お前が、俺に勝てるか!」
「俺に勝った事ないくせに、でかい口たたくやんけ。もしお前が負けたら…日記を奪って、殺す。ええな?」
そう言った麗菜の姿を見て、涙が溢れそうになる誠。
……何や、これ……ホンマに、これが現実なんか……
信じたくない。
「嘘やろ、麗菜……嘘やって、言うてくれよ……」
「は?何や、今更。嘘なわけ、ないやろ。さぁ、来い。今までの遊びとはちゃう。真剣勝負の、喧嘩や。俺はお前の日記を手に入れて、最強になるんや」
構える麗菜。
「麗菜…」
「わからんボケやな。お前がやらんでも、俺はやる。黙って、死ぬか?」
その言葉で誠も、震える手で拳を構えた。しかし、まだ信じられない。何がなんだかわからない。歯を食いしばる誠。
これが、親友に裏切られた重み……
「当たり前や!そんなもん、没収や!二度と、そんな事できんよーにしたる!」
「ただし…それは、お前がもし勝ったらの話や」
「……」
「俺は、今までの女どもとは違う。バレたからって、諦めへん。要は、お前に勝ったらええだけや」
「お前が、俺に勝てるか!」
「俺に勝った事ないくせに、でかい口たたくやんけ。もしお前が負けたら…日記を奪って、殺す。ええな?」
そう言った麗菜の姿を見て、涙が溢れそうになる誠。
……何や、これ……ホンマに、これが現実なんか……
信じたくない。
「嘘やろ、麗菜……嘘やって、言うてくれよ……」
「は?何や、今更。嘘なわけ、ないやろ。さぁ、来い。今までの遊びとはちゃう。真剣勝負の、喧嘩や。俺はお前の日記を手に入れて、最強になるんや」
構える麗菜。
「麗菜…」
「わからんボケやな。お前がやらんでも、俺はやる。黙って、死ぬか?」
その言葉で誠も、震える手で拳を構えた。しかし、まだ信じられない。何がなんだかわからない。歯を食いしばる誠。
これが、親友に裏切られた重み……