絶対日記『REWRITE』
9月20日 予想日記
麗菜に、喧嘩で勝つ。
「え?なんで…」
麗菜は、開いた口が塞がらない様子だ。
「もし日記の取り合いになったらお前と喧嘩するのは、必然や。もしお前が犯人やったら、こうなる事はわかってた。抵抗せぇへんはずがないからな」
「……」
「まぁ、抵抗せぇへんかったら、それに越した事は無かったんやけどな」
「……」
「確かに麗菜、お前は強い。普通に喧嘩して、勝てる相手やない。それは何度も、経験済みや。やから、こんな手を使わしてもらった」
「…卑怯やぞ、お前……」
「卑怯?これは、策略や。これ以外で、お前を倒す方法あるんか?俺は、お前より弱い。そんなことは、わかってる。ここぞと言う時に火事場の馬鹿力……そんなもん、ない。でも、お前をどうしても止めなあかんかったんや」
「……」
「約束や、麗菜。日記、全部没収させてもらうぞ」
その言葉と同時に、麗菜の持っていた日記帳三冊を手に取る誠。
「心配すんな。俺は、お前みたいな事はせぇへん。この日記帳は全部、処分や」
そのとき、フラフラと立ち上がる麗菜。
「やめろ…俺は……」
歯を食いしばる麗菜。
「俺は…なんとしても、誠……お前に勝たなあかんのや!」
フラフラと誠に殴りかかる麗菜。驚きつつもそれをサッと避ける誠。
「何や?!もう、終わったやろ」
麗菜に、喧嘩で勝つ。
「え?なんで…」
麗菜は、開いた口が塞がらない様子だ。
「もし日記の取り合いになったらお前と喧嘩するのは、必然や。もしお前が犯人やったら、こうなる事はわかってた。抵抗せぇへんはずがないからな」
「……」
「まぁ、抵抗せぇへんかったら、それに越した事は無かったんやけどな」
「……」
「確かに麗菜、お前は強い。普通に喧嘩して、勝てる相手やない。それは何度も、経験済みや。やから、こんな手を使わしてもらった」
「…卑怯やぞ、お前……」
「卑怯?これは、策略や。これ以外で、お前を倒す方法あるんか?俺は、お前より弱い。そんなことは、わかってる。ここぞと言う時に火事場の馬鹿力……そんなもん、ない。でも、お前をどうしても止めなあかんかったんや」
「……」
「約束や、麗菜。日記、全部没収させてもらうぞ」
その言葉と同時に、麗菜の持っていた日記帳三冊を手に取る誠。
「心配すんな。俺は、お前みたいな事はせぇへん。この日記帳は全部、処分や」
そのとき、フラフラと立ち上がる麗菜。
「やめろ…俺は……」
歯を食いしばる麗菜。
「俺は…なんとしても、誠……お前に勝たなあかんのや!」
フラフラと誠に殴りかかる麗菜。驚きつつもそれをサッと避ける誠。
「何や?!もう、終わったやろ」