絶対日記『REWRITE』
「何やねん…」
震える誠。
「何やねん、これ!」
思わず、誠は声を上げた。
「麗菜…説明しろ!どういう事や、これ!」
倒れる麗菜の胸ぐらをつかみ上げ、誠が怒鳴る。
「俺が、聞きたいわ…」
「誰や!誰が、書いた!」
何がなんだかわからず、叫ぶ誠。
「落ち着け、誠。とりあえず、説明するわ」
麗菜のその言葉に、誠は手を放した。ゆっくりと座り込む麗菜。
「確かに俺は、最低や。三富千里、大原友美を操って、最終的に殺して日記を手にいれた」
「……」
それを、黙って聞く誠。
「でも、それは、違うんや」
「え?」
「日記帳を全て集めて、この世の頂点に立つ。俺の野望は、それだけやった…」
そのとき、再び麗菜の頬を涙がつたった。
「死んだ二人は、日記帳を全部集めた後、時間を戻して生き返したらええ。追加ルールは、俺が作った適当なルールやからな。日記は、なんでもアリや」
「……」
「今までこんなやり方で日記を手に入れたのは…俺の日記帳は、欠陥品やからや」
「え?」
「どういうわけかは、知らん。でも、俺の日記帳は、俺が手に入れたときからすでに、人は殺されへん状態やった。俺の日記帳のルールの下に、書いてる」
その言葉に、誠は麗菜の日記帳を開いた。確かにルールの項目に、『この日記では人は殺せない』と書いている。
震える誠。
「何やねん、これ!」
思わず、誠は声を上げた。
「麗菜…説明しろ!どういう事や、これ!」
倒れる麗菜の胸ぐらをつかみ上げ、誠が怒鳴る。
「俺が、聞きたいわ…」
「誰や!誰が、書いた!」
何がなんだかわからず、叫ぶ誠。
「落ち着け、誠。とりあえず、説明するわ」
麗菜のその言葉に、誠は手を放した。ゆっくりと座り込む麗菜。
「確かに俺は、最低や。三富千里、大原友美を操って、最終的に殺して日記を手にいれた」
「……」
それを、黙って聞く誠。
「でも、それは、違うんや」
「え?」
「日記帳を全て集めて、この世の頂点に立つ。俺の野望は、それだけやった…」
そのとき、再び麗菜の頬を涙がつたった。
「死んだ二人は、日記帳を全部集めた後、時間を戻して生き返したらええ。追加ルールは、俺が作った適当なルールやからな。日記は、なんでもアリや」
「……」
「今までこんなやり方で日記を手に入れたのは…俺の日記帳は、欠陥品やからや」
「え?」
「どういうわけかは、知らん。でも、俺の日記帳は、俺が手に入れたときからすでに、人は殺されへん状態やった。俺の日記帳のルールの下に、書いてる」
その言葉に、誠は麗菜の日記帳を開いた。確かにルールの項目に、『この日記では人は殺せない』と書いている。