絶対日記『REWRITE』
「何で、さっき俺に時間を与えたんや!余裕を見せたんや!動揺してる俺にやったら、簡単に勝てたはずやろ!」
怒鳴る誠。
「俺は…勝ちたかった…でも、勝ちたくなかった」
その麗菜の言葉が、よくわからない誠。
「どういう意味や?」
「わざとお前を煽って、逆上させた。それは、どっちが生き残るかは運命に任せたかったんや」
「え…」
「お互い精一杯戦って、勝った方が残る…それで、よかったんや。あのままやと、絶対俺が勝ってしまうと思ったからな」
「何で、そんな事…」
「俺が勝ったら、お前が死ぬんやぞ、誠!」
「え?」
「俺が負ければ、俺が死ぬ。俺が勝てば、お前を殺さなあかん。この状況で、どうしたらよかったんや!俺は最低な奴や。でもお前は、ホンマに心から親友やと思てたんや!お前を、殺せるわけないやろ!」
その時気づく、一つの疑問。
「麗菜」
「何や…」
「別に、俺が勝とうがお前が勝とうが、何も問題無いやんけ」
「え?」
「俺が死ねば、お前が俺を生き返したらええ。お前が死ねば、俺が生き返したらええ。それだけの事やろ?」
「いや」
「心配すんな、お前は俺が生き返す。千里ちゃんも、友美ちゃんもや。但し!日記は没収や。二度と、お前に悪さはさせへん」
誠が笑顔で言う。
「アホ。それが出来たら、最初からやっとる」
「え?」
怒鳴る誠。
「俺は…勝ちたかった…でも、勝ちたくなかった」
その麗菜の言葉が、よくわからない誠。
「どういう意味や?」
「わざとお前を煽って、逆上させた。それは、どっちが生き残るかは運命に任せたかったんや」
「え…」
「お互い精一杯戦って、勝った方が残る…それで、よかったんや。あのままやと、絶対俺が勝ってしまうと思ったからな」
「何で、そんな事…」
「俺が勝ったら、お前が死ぬんやぞ、誠!」
「え?」
「俺が負ければ、俺が死ぬ。俺が勝てば、お前を殺さなあかん。この状況で、どうしたらよかったんや!俺は最低な奴や。でもお前は、ホンマに心から親友やと思てたんや!お前を、殺せるわけないやろ!」
その時気づく、一つの疑問。
「麗菜」
「何や…」
「別に、俺が勝とうがお前が勝とうが、何も問題無いやんけ」
「え?」
「俺が死ねば、お前が俺を生き返したらええ。お前が死ねば、俺が生き返したらええ。それだけの事やろ?」
「いや」
「心配すんな、お前は俺が生き返す。千里ちゃんも、友美ちゃんもや。但し!日記は没収や。二度と、お前に悪さはさせへん」
誠が笑顔で言う。
「アホ。それが出来たら、最初からやっとる」
「え?」