千紫万紅~君と見たい景色~
「チビ達が行きたがるから、毎年人が比較的少ない前祭に行ってる。去年までは雷さんか霞さんのどちらかと、りっちゃんと私はお留守番。多分今年はりっちゃんも行くと思うけど。」
「え?萩野は前祭でも行かないの?本祭よりは人少ないのに。」
花火が上がるのは本祭なので、前祭は本祭よりも人は少ない。学生軍団がほぼ居ないのも理由の一つ。
「人混みもそうだけど、露店の煙も駄目だから。風向きによっては集中してきちゃうし。」
「そっか。でも風上とかでも駄目なの?」
神社の境内は、露店も無く風上でもある。
「多分大丈夫だと思うけど、人混み好きじゃないし。それに、色々買って帰ってきてくれるから十分楽しめる。」
「あ、でも花火は?花火なら遠くからでも……」
「小さい頃から見れないものだと言われてるし特に見たいとは思わない。それにチビ達が楽しんでるの見てるだけでいい。」
「え?萩野は前祭でも行かないの?本祭よりは人少ないのに。」
花火が上がるのは本祭なので、前祭は本祭よりも人は少ない。学生軍団がほぼ居ないのも理由の一つ。
「人混みもそうだけど、露店の煙も駄目だから。風向きによっては集中してきちゃうし。」
「そっか。でも風上とかでも駄目なの?」
神社の境内は、露店も無く風上でもある。
「多分大丈夫だと思うけど、人混み好きじゃないし。それに、色々買って帰ってきてくれるから十分楽しめる。」
「あ、でも花火は?花火なら遠くからでも……」
「小さい頃から見れないものだと言われてるし特に見たいとは思わない。それにチビ達が楽しんでるの見てるだけでいい。」