千紫万紅~君と見たい景色~
「どうしてこうなったかは知らないけど、話しなきゃどうにもならないと思うけど?」



お節介だとは思いつつも、これ以上落ち込まれ続けても困るので風馬は提案する。



「明後日終業式だしさ、このまま夏休みとか辛くね?」



確かに陽の言う通り、このまま夏休みを迎えたくは無かった。


「………。風馬、いいか?」



自分では会うことすら出来ない状況なので、悠晴は風馬に頼むことにした。



「オーケー。じゃあ明日の放課後な。」
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