千紫万紅~君と見たい景色~
「皆と、じゃなくって、木山と行っておいでって。ついでに花火も間近で見てこいって。」
「へ?俺と?」
確かに、お祭りも花火も提案したのは自分だし、一緒に行けたら……と一人妄想していた。
だけど、行くことになったら園の皆と行きたいだろうし、今回は諦めようと思っていた悠晴は、なんとも間抜けな顔で返事をする。
「木山が迷惑じゃなかったら、だけど……。木山にも予定あるでしょ、霧谷と藤松とか。いつも一緒にいるし。」
「あ、あいつら(風馬)は他の奴と行くらしいから大丈夫。俺も萩野と行きたい。」
陽も露店を制覇と意気込んでいたから、まぁいいだろうと悠晴は思い込むことにした。
「そう、なら良かった。………あ、あと、返事なんだけど……」
「へ?俺と?」
確かに、お祭りも花火も提案したのは自分だし、一緒に行けたら……と一人妄想していた。
だけど、行くことになったら園の皆と行きたいだろうし、今回は諦めようと思っていた悠晴は、なんとも間抜けな顔で返事をする。
「木山が迷惑じゃなかったら、だけど……。木山にも予定あるでしょ、霧谷と藤松とか。いつも一緒にいるし。」
「あ、あいつら(風馬)は他の奴と行くらしいから大丈夫。俺も萩野と行きたい。」
陽も露店を制覇と意気込んでいたから、まぁいいだろうと悠晴は思い込むことにした。
「そう、なら良かった。………あ、あと、返事なんだけど……」