千紫万紅~君と見たい景色~
露店を回り終えて再び境内に戻ってきた。
後10分、つまり午後9時から花火が始まるからだ。
さっきレジャーシートを敷いた反対側の境内の奥には、救護所を兼ねた案内所のテントがある。
忙しく動き回るスタッフの中に見知った顔をまた見つけた。
「雨島に蓮見先生発見!」
「だから先生を付けろと言ってるだろうが!って何で蓮見先生には付けるんだ…!」
今年の見回り要員(本部担当)は雨島となずなだった。
「木山くんに萩野さん。2人とも浴衣とっても似合ってるよ!」
「ありがとうございます。」
後10分、つまり午後9時から花火が始まるからだ。
さっきレジャーシートを敷いた反対側の境内の奥には、救護所を兼ねた案内所のテントがある。
忙しく動き回るスタッフの中に見知った顔をまた見つけた。
「雨島に蓮見先生発見!」
「だから先生を付けろと言ってるだろうが!って何で蓮見先生には付けるんだ…!」
今年の見回り要員(本部担当)は雨島となずなだった。
「木山くんに萩野さん。2人とも浴衣とっても似合ってるよ!」
「ありがとうございます。」