エンドレス・ストーリー2
桐花たちはそれを見た。





麗<シーサーです。分裂した一部ですよ>






桐花<麗>







麗<わかりました>








麗はシーサーの近くに現れた。






―――娘は誰だ――――――?








玲<お話ができますわ>







桐花<あたしたちに気づいてかもしれないわ。行くわよ!>







桐花は細身の剣を麗の前に投げた。







―――娘の剣かね?―――







麗<違います!>







麗は答えた。






すると、剣がぐにゃぐにゃと曲がった。







剣の姿だったものは鉄となり――――――






シーサーの周辺を包んだ。







そして、鬼火がシーサーに当たった。







桐花<聖なる者の懺悔の串、展開!>








桐花は叫んだ。
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