エンドレス・ストーリー2



<桐生院か>





四人の人間が桐生院の門の前にいた。





<二回目だね>







<今回は、お客様じゃないんだわ!>







<今回は襲撃――――――>







四人は少年二人と少女が二人いた。







<お兄様、あの術使うの?>







<あぁ>







野太い、少年の声だ。







少年は門の前に立った。







<魔の物に伝える!絶望を解け、破れ!>






すると、桐生院の門が壊れた。






<やったね>







<当たり前じゃない。この術だもの>







<その通り―――――――――
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